平日は難しくても、休みの日にお子さんの勉強を見る機会はありませんか。
特に小学校低学年の場合は、きちんと宿題できているかな?と心配になるもの。
ついつい間違いを見つけると指摘したり怒ったりしてしまいがちですが、逸ってはいけません。
せっかくの機会なのですから、子供のモチベーションを大事にしながら上手く教えたいですね。
間違いを見つけてもすぐに指摘せず分析しよう
子供は大人が思いもよらないところでミスをします。
子供はミスをしたら怒られると思って隠そうとしますし、大人も単純ミスなら怒ってしまいがちですが、間違えるには絶対理由があるハズ。
怒ってしまう前に、その理由を分析してみませんか。
例えば、3桁÷2桁の割り算のひっ算。
なぜ間違うのかな…解き方を見ていると、商を立てるのはあっていて、掛け算自体も問題がないのに、引き算でミスが多い。
こんなときは、掛け算が出来ているところは褒めてあげて、引き算が上手くできなかったところを復習するのがいいですね。
特に積み重ねが必要な算数では、なぜできないのかを親が分析して、必要に応じて戻った内容を復習するのがいいと思います。
出来たところは大げさに褒めよう
子供はやはり褒められると嬉しいし、やっていることが間違っていないんだと自信になります。
上手くできない場合でも、出来たところを頑張って探して褒めるようにしましょう。
例えば、漢字が書けたけど書き順が間違っている…
こんな場合には、正しい漢字が書けたことを褒めて次に正しい書き順を教えてあげましょう。
褒め方もワンパターンでは子供に怪しまれますので、幾つかマスターしておきたいですね。
- 今日はいつもより早く解けたね!
- やるやん!
- ミスなかったね!
- もう教えることないな、次に進めるね!
- 間違いの数が減ってきたね、この調子!
自主性も大事だけど、ある程度は進捗管理も必要
お子さんの性格や学年にもよりますが、まかせっきりはNGです。
夏休みの宿題なら、貰ってきた時点である程度のスケジュールは一緒に立ててしまいましょう。
ここでオススメしたいのは、親が「いつまでに〇〇やりなさい」ではなく、「いつまでにやるか」を子供に決めさせること。
ある程度自主性を持たせることで、ゆくゆく自己管理が出来るようになってもらいたいです。
また、公文に通わせている場合は、月単位くらいで進み方がどうかを確認するとよいですね。
「〇〇の復習ばかり」だったり「△△まで進んだよ」というところから会話がはずみますし、適切なアドバイスが出来るかもしれません。